2018年10月06日

Hammond SK-1の音立たない問題対策

ずっとライブ用に使っているHammond SK-1 軽量・多機能で、音もそんなに悪くないのですが、どうも音が立ちません。特に、ドローバー下3本+パーカッションのいわゆるジミースミスセッティングでソロを取ると、ソロ音が埋もれてしまいます。本体のオーバードライブで音を太くしようとしても全体がつぶれる感じであまり効果的ではありません。EQも高音上げすぎるとデジタル領域で歪んでしまいます。どうも、本体のアナログアンプ部分の設計がイマイチなのではないかという気がします。

オルガニストの西川直人さんのブログで、ベリンガーのBDI21というベースアンプシミュレーターを通すとちょっとマシになるという情報があったので、結構お安いこともあり買ってみました。BDI21は有名なアンプシミュレーターSANSAMPのパクリみたいな製品です。確かに、PRESENCEというツマミを上げ気味にすると、エキサイター的な効果により、右手ソロ音域が立つと共にいい感じで歪みます。チューブアンプでパーカッションがサチる感じがうまく出ます。

ご参考までに先日やったライブの映像ですが、SK-1→BDI21→MINI VENT2→PA直結でアンプは使ってないのですが、結構いい出音になってるかと思います。

原理的にはどんな音でも作れるデジタルキーボードに何で外付けエフェクターつけなきゃならんのか、ハモンド本家なのにもう少し何とかならんものかとも思いますが、しばらくはこのセッティングでやってこうかと思います。

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posted by kurikiyo at 14:28| Comment(0) | ジャズオルガン機材

2018年09月06日

サックス3つのBにNO!

サックスの奏法についてもいろいろ書いていこうと思います。自分もウン10年吹いている割にはまだまだ修行中ですが、自分なりの「気づき」をご紹介できればと思います。

旧ブログで「サックス"3ない運動"展開中」という記事を書いてます。初心者ぽい演奏から脱却するための重要なポイントとして「かまない」「はねない」「しゃくらない」という3つの要素について書きました。

大事な話だと思うのでここでも再度書きますが、「かまない」→NO Bite、「はねない」→NO Bounce、「しゃくらない」→NO Bendとすると、全部頭文字Bになりますので「3つのB」をやめると考えると覚えやすいかと思います。

1. NO Bite(かまない)
サックス演奏の大原則中の大原則です。だけど、気をつけて練習していてもついつい本番だとかみがちになります(特にG以上の高音域)。どんなにばっちりのセッティングで吹いていても、かんだとたんに音がやせて冴えない音になってしまいます。「(直感とは逆に)低音域ではアンブシュアを締めて、高音域では緩める」というデイブ・リーブマンの教えを守らなければなりません。

2. NO Bounce(はねない)
これはサックスに限らずあらゆるソロ楽器に共通ですね。アマチュアの演奏でそれなりにかっこいフレーズが出ているのに、イマイチ素人くさいという場合、ちゃんかちゃんかはねすぎのケースが多いと思います。スイングジャズやデキシーでもやっているのなら別ですが、コンテンポラリーなジャズをやっているのなら8分音符は完全イーブンくらいのつもりでちょうどいいと思います。もちろん、積極的表現として敢えてはねるフレーズを吹く(弾く)ことはあると思いますが、それは常にちゃんかちゃんかはねているのとは違います。ハル・ギャルパーの教え「ミディアム以上の曲の8分音符はハーフテンポでカウントしてあたかもバラードの16分音符のように吹く」を肝に銘じたいです。

3. NO Bend-up(しゃくらない)
フレーズの頭をしゃくりあげるのは本来Scoopというべきですが頭文字Bに合わせるために便宜上Bend-upとしましょうw。表現方法としてしゃくるのは当然ありなんですが、くせになると常にしゃくって吹くようになってしまいます(特に、高音Bあたりからサイドキーにかけて)。これめちゃダサイです。常にベンドアップしないと吹けないというのは要は音程が取れていないということなので、離れた音程を跳ばすフレーズのエチュードをやりまくるという練習法もありますが、バラードのテーマを絶対しゃくらないように吹き切る練習も良いんじゃないかと思います。

この3つのポイントは基本中の基本なんですが、同時に克服が難しいポイントでもあります。具体的にどういう練習をすればよいかを今後何回かに分けて書いていこうと思います。

posted by kurikiyo at 12:27| Comment(0) | サックス奏法

2018年09月05日

サックスのG#パッドの貼り付き対策について

第1回目の記事をどうするか迷いましたが、サックス奏者以外の方にとってはまったく意味のない一般性を欠くネタを書くことにしました。

サックス奏者なら誰でも知っているようにG#パッド(およびC#パッド)の貼り付きはウザイですよね。特に、シャープ系のキーでアドリブ取っている時にG#が開かないとかなり萎えます(こうなった時にキーを見なくても手探りで剥がせる練習をしておいた方がよいと思います)。

特に、自分のアルトはカドソンのロールドトーンホールモデルというやつで穴の縁部分の幅が広くなっていることから、めちゃくちゃくっつきやすいです。

貼り付き防止には綿棒等でトーンホールの縁部分とパッドを掃除することに加えて、くっつきを防止するものを塗っておくことが重要です。Pad Guardなどの専用の薬剤も売ってますが、単なるオイルと思われるのに高いと思います。もっと一般的なもので代替できないのでしょうか?

サックスに関する私の重要な情報源であるSaxOnTheWeb.netの掲示板やYouTube等では、Zippoのオイルが良いという話が出ています。薄い油が良いということですね。しかし、もっとお手軽なのは洗剤だと思います。手洗い用の液体洗剤を麺棒にほんの少し(ほんとうにほんの少し)だけ付けて、ホール側に塗ったところウソののようにくっつかなくなりました。何かアホみたいな解決策です。

なお、パウダー入りのクリーニングペーパー、オリーブオイル、コルクグリスなどを塗ると、その時は良くても時間の経過と共にますますくっつきが悪化する、または、パッドの密着が悪くなるという問題が発生し得るのでお勧めしません。

また、もう一つの手段としてキーを開くニードルスプリングを強くすることも有効です。スプリングを交換するまでもなく、1回キーから外してラジオペンチで根本を曲げてから元に戻せばよいので素人でも簡単にできます。



posted by kurikiyo at 17:51| Comment(0) | サックス