2019年06月26日

Bob Reynoldsのセットアップについて

Bob Reynoldsと言えば、Snarky Puppyへの参加でもおなじみの若手トップのテナー奏者です。



ブレッカーの流れを引く素晴らしいサウンドとフレージングですね(ソロは3:00頃から)。

彼の公式サイトに楽器のセットアップが載っているのですが、結構衝撃的です。テナーがマークVIなのは普通として、マウスピースはオットーリンクのトーンエッジ(ハードラバー)9番の現行品をまったくリフェースなしで1999年からずっと使っているそうです。市価10,000円くらいの量産品です。ビンテージやハンドメイドにこだわって、10万円近いマウスピースを取っ替え引っ替えしてる人はどう思うのでしょうかね。また、サウンド的にはいかにもハイバッフルぽい気がするのですが、そんなの関係ないんですね。

さらに、リードはRICO(ダダリオ)の3.5番をずっと使ってるそうです。バッフルがほとんどないオットーリンク9番にRICOの3.5番はかなりキツそうです。実は、自分も、現行のオットーリンクトーンエッジの9番持ってるんですが、リードは2.5番が精一杯です(それでもまだキツくてフラジオは厳しいです)。息のパワーが違うのかアンブシュアが違うのか...慣れの問題なのか(たぶん違う)。
posted by kurikiyo at 17:19| Comment(0) | サックス