SYOS(Shape Your Own Sound)というフランスのカスタムマウスピースメーカーがあります。3Dプリンタにより、プレイヤーの好みに応じたマウスピースを作れるのが売りです。万一、気に入らない場合は一度だけ微調整したバージョンを送ってくれます(元のマウスピースは後で返送する必要あり)。それ以外にも特定のプロプレイヤーが使っているのと同じシグネチャモデルも売っています。日本では(少なくとも東京では)売ってないのでフランスから通販で買う必要があります。
今使ってるマウスピース(Theo Wanne KALI #9)よりもちょっとだけダークなのが欲しいと思っていたので興味があったのですが、フルカスタムだと、何をオーダーすればよいのかよくわからないのと、返送料がかかるので結構なお値段になってしまうこと(だったら日本で普通のマウスピースを試奏して買った方が良さげです)、かと言って、シグネチャーモデルは使ってるプロプレイヤーが知らん人ばっかりだったのでちょっと躊躇してました。
しかし、最近、シグネチャーにChad LB (Lefkowitz-Brown)モデルが追加されました。Chadのパリッとした音は結構好きなのでオーダーしてみました。ややハイバッフル、スモールチェンバー、オープニングは8*です(オープニングは購入時に指定可能)。3Dプリンターで作るので色はピンク、オレンジ、黄色等、どうにでもなるのですが、あまり変な色にするといらなくなってオークションに出すときに値が付きにくいように思えたので、ブルーにしてみした(それでも十分目立ちます)。
オーダーして2週間ほどで届きました(送料無料、5,000円ほど追加すると速達扱いにしてくれますがその必要性は薄いと思います)。いかにも、"おフランス"なおしゃれなポーチ付きで届きました。当然ですがプラスチッキーな質感でフランス車の内装のようです。キャップはシリコン製の先っぽにだけはめるタイプです(上の写真には写ってません)。リードが付いてないときのマウスピースのレール保護には難ありな気がします(自分は基本リード付けっぱなしなのであまり関係ないですが)。リガチャーはプラスチック製のそのままはめるタイプでおしゃれですが、リードがずれるので使いにくいです。普通の金属製に取り替えて使ってる人も多いようです。
もちろんChadのように吹けるわけではないですが、同傾向の適度にエッジのある良い音がします。Theo Wanneから完全にスイッチするかはわかりませんが、しばらく使っていこうと思います。
2019年06月23日
SYOSマウスピース(Chad LBモデル)を買ってみました
posted by kurikiyo at 16:21| Comment(0)
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