2018年12月19日

Chad LBのアンブシュアについて

久しぶりの投稿です。

注目の若手テナーの一人、チャド・レフコウィッツ‐ブラウン(Chad Lefkowitz-Brown)(名前が覚えにくいのでChad LBと表記されることも多いようです)、YouTubeに多くの教則動画やスタンダードの演奏動画を上げていて参考になります。

素晴らしい音色ですが、ものすごく緩いアンブシュアで吹いてるのがわかります。ほとんど力が入ってないように見えます。しかも、口のセンターをはずしてかなり浅くくわえてます。口のセンター外すのは歯並びのせいかと思いましたが、歯並びは綺麗なので、前歯で噛むのを防止するためにこうしてるんでしょう。

ジャズのアンブシュアは緩いのが基本ですが、ここまで緩いのも珍しいと思いました。こんなに浅くくわえててちゃんと音量は出せるんでしょうか(生音聞いたことないので何とも言えませんが)。

まあ、人の口や喉の構造はみな違いますし、目指すサウンドも違うのでアンブシュアも人それぞれということですが、ちょっと参考にしてみたいと思いました。

posted by kurikiyo at 10:20| Comment(0) | サックス奏法